日本共産党大阪府議団は１１日、９月府議会に向けた府民団体とのオンライン懇談会を開き、１３団体４市議員団から３０人が参加しました。
　府政の現状について石川多枝団長は、低賃金と物価高騰のもと、国保料が府内統一料金化で全国でもっとも高く引き上げられ、介護保険料も都道府県中一番高いなど、くらしの深刻な現状を説明。吉村洋文知事が９月府議会に提案する補正予算は物価高騰対策や賃上げ支援、社会保障負担の軽減策が一切なく、府の独自事業は万博関連がほとんどだと批判しました。
　党府議団が提案している中小企業の賃上げへの直接支援などの重点要望を紹介し、「万博中止、子どもから高齢者まで安心してくらせる大阪へ頑張ります」と述べました。
　参加団体から、安全と言える判断材料がない万博への子ども動員、道理のない府立高校つぶし、ＰＦＡＳ汚染、性暴力救援センター・大阪ＳＡＣＨＩＣＯの存続など現場の実態と要望が出されました。
　９月府議会は１９日開会、石川府議が３０日に本会議質問を行います。

懇談会の資料がダウンロードできます
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石川議員の報告資料（PDFファイル・約3MB）
参考資料（PDFファイル・約5MB）