会派構成を踏まえて

党議員団が記者会見
 
府議会役員選の基本態度
    
 

 
5月定例会で選出されている府議会役員選挙をめぐって、日本共産党府議会議員団(宮原威団長)は25日、記者会見し議長選出などに臨む基本的態度を明らかにしました。
 議長は、これまで最大会派の自民(41人)から選出されてきましたが、民主・無所属ネット(25人)、公明(23人)などが、議長候補の擁立を検討し、水面下での動きもあるなどと報道されています。
 日本共産党議員団は記者会見で、、議会役員選挙で問われているのは、政策でなく、議会運営の公正さで、府民の意思が公正に反映されるよう考慮することが必要だと強調。そして、

@憲政の常道として府議会の各会派の構成の現状を踏まえた役員体制にする

A議長・副議長は、議会の公正・公平な運営に努めるとともに、少数会派への配慮など民主的運営に努め、人物でも清潔であることが求められる

B議長・副議長は、府議会運営の最高責任者であり、その選出の仕方も府民への透明性と説明責任が求められる


―の基準を示しました。

 同時に、議員団は例年の議長選出では最大会派からの選出に同意しつつ、選出された議長・副議長に、「府議会の民主的改革についての提案」をしてきたとのべました。議員団は、議会運営の公正・公平の確保とともに、今後、請願審議時間の確保、公費による海外視察の原則中止、議員報酬の削減、民意を反映した議員定数と1人区、2人区の見直しなどについて要望していくとしています。一定の改善も行われてきたとのべました。

役員選挙に臨む日本共産党大阪府議会議員団の基本的態度・・・全文を紹介します。  


2005年5月27日付「しんぶん赤旗」より
go back to toppage
日本共産党大阪府議会議員団