大阪府議会の役員構成は民意に基づき公正な議会運営を保障するものに

役員選挙に臨む日本共産党大阪府議会議員団の基本的態度


  ■■■■■ ■■ ■■■ ■■■■■■■■■■■■■■■■2005年5月25日
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■■■■■ ■■ ■■■ ■■■■■■ ■■■■■■■■■■ 団 長   宮 原  威


    2005年5月議会が5月20日(金)から開会された。
 今議会は、議長・副議長・監査委員・常任委員会及び特別委員会などの委員長、副委員長の選出を行うとともに、府政一般に関する一般質問が行われている。
 議会役員の選出は、議会構成委員会で調整がすすめられている。これまで、府議会は議長・副議長を中心に、わが党も含む理事会、議会運営委員会によって公正、民主的運営に努力がなされ、不十分ではあるが、一定の改革もすすめられてきた。
 もともと、議会役員選挙は、政策を問うものではなく、まさに議会運営の公正さが問われるものである。また、府民の意志が公正に反映されるよう考慮することも必要である。
 こうした立場から、わが党は、

 第1に、憲政の常道として府議会の各会派の構成の現状をふまえた役員体制にする。

 第2に、議長・副議長は、議会の公正・公平な運営に努めるとともに、少数会派への配慮など民主的運営に 努める必要がある。人物としても、清潔であることが求められる事は言うまでもない。

 第3に、議長・副議長は、大阪府議会運営の最高責任者であり、その選出の仕方も、府民への透明性と説 明責任が求められる。

 わが党は、これまでも、毎年、「大阪府議会の民主的改革についての提案」を選出された議長団に提出するとともに、その実現のため努力してきた。今後も、下記の事項など、議会の民主的改革のため、さらに努力するものである。

・議会運営は、公正・公平を確保するとともに、審議を十分つくす。

・請願審査の時間確保などの改善。

・委員会の直接傍聴の実施。

・公費による海外視察は、友好都市との公的交流をのぞき、当面中止の方向で検討する。
・議員報酬の削減。

・議員定数は、より民意を反映できるものにするため、1人区、2人区など事実上の小選挙区をなくすため任意合区の検討などをすすめる。(別紙参照)

以 上
 

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日本共産党大阪府議会議員団