アユ被害で対策を要望
府にすがの10区候補ら
府環境農林水産部に要望する宮原たけし府議(左奥)とすがの元衆院議員(左手前)=府議団控室
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日本共産党の、すがの悦子元衆院議員(衆院大阪10区候補)はこのほど、宮原たけし大阪府議とともに、芥川や安威川での川ウやウサギなどによるアユの被害について、府環境農林水産部に緊急対策を要望しました。
芥川漁業組合では、5万匹(400`c)の稚アユを芥川に放流したところ、1日5〜30羽の川ウなどが補食してしまい、80%を超える被害がでています。
漁協ではこの間も、府や高槻市に対して対策を求めてきていましたが、このままでは10月からのマスの放流にも被害が及ぶことになると緊急の対応を求めています。
現在、農業や魚(海)業への被害には保障制度があるにもかかわらず、川魚被害には何の補償もなく、宮原議員が「当面の緊急対策をしながら、来年に向けて制度上農業と同じようなものをつくる必要があるのではないか」と提案し、有害鳥獣駆除の申請が高槻市長から出た場合、すぐに対応するよう要求、現地に出向いて関係者の要望を聞くよう求めました。
矢冨環境農林水産総務課長は「関係者の意見も聞きに出向く」と答えました。
2003年9月9日付