すがの悦子元衆院議員(衆院大阪10区候補)は29日、選挙区の高槻市、島本町関係の地域要求の実現へ、宮原たけし府議、高槻市議団、島本町議団などとともに上京し、国土交通省、文部科学省、農林水産省などに要望書を提出して懇談し、見解を求めました。
申し入れには石井いく子衆院議員、宮本たけし参院議員も同席しました。
要望書は、第2名神高速道路建設への環境アセスメントのやり直し、安満遺跡にもあたる京大農場用地の史跡指定拡大や遺跡公有化促進の補助金確保、市民農園への相続税納税猶予制度の緩和、学校学習田への恒久的補助(以上高槻市関係)、JR新駅建設にあたってのJR新駅建設にあたってのJR側負担の基本的な考え方や見解、地下水に影響を与えた名神拡幅工事のタケノコ被害での道路公団への指導強化(以上島本町関係)などを求めています。
環境アセスやり直し問題では、「やり直しの例はないが、追加調査を実施した例はある」と回答。高速道路建設で、環境が良くなるという環境影響評価の問題点の指摘を、否定できませんでした。京大農場用地での遺跡調査や追加指定の意向を示しました。タケノコ被害の道路公団の対応の不十分な実態説明に「改善の声があったことを伝える」とも回答しました。
2003年8月1日付