年金者組合大阪府本部は6日、大阪市内で代議員など100人が出席して定期大会を開き、年金・医療・介護など社会保障改悪阻止・最低保障年金制度実現へ向けた大運動と大阪で6000人の組合をめざす方針を決めました。
冨永寿委員長は「戦争する国をめざす有事法制や自衛隊のイラク派遣は憲法・国連決議違反が明らか。平和を守る運動と年金改悪反対運動の最前線に立とう」とあいさつしました。
日本共産党の小谷みすず府議は「年金者組合は高齢者と国民の暮らしを守る運動の先頭に立ってきました。これからも奮闘を」と激励しました。
0.9%削減につづいて、年金大改悪が来年度に計画され、小泉内閣の「改革」の方向が明らかになってきました。憲法や国連憲章違反、国際的にも異常に低い社会保障を改善するには、年金者組合の提唱をひろく宣伝し、地域で地道な世論形成の活動と、強大な年金者組合建設が不可欠と、19人が発言しました。
大阪では大阪労連・社保協と共催で4回の年金連続講座を開き、各支部で学習会、署名と宣伝、国会への請願活動・座り込み、厚生労働省と交渉に取り組んできました。文化行楽の行事をしながら、1年間で約400人の組合員を増やしました。
2003年7月8日付