" 新たな高校つぶし許さない"
 
第3学区の会が総会
小谷みすず府議が訴え
 
 
   「高校統廃合に反対し第3学区の教育を守る会」(第3学区の会、第3学区=此花、港、大正、西、福島、都島、旭、城東、鶴見の各区、中央区の一部)は6日、大阪市で第2回総会を開き、54人が参加しました。
 同会は昨年6月末に結成、府教育委員会への要請や高校つぶし反対署名などにとりくんできました 。府教委は6月に高校つぶしを普通科だけでなく、定時制高校や工業高校に広げる計画を発表。大阪市教委も市立高校を2009年までに25校から20校程度にする動きです。
 総会では、01年に府教委が統廃合決定をした高槻南高校の元PTA役員が「まだあきらめず訴訟にとりくんでいる。これ以上つらい思いをする子どもをつくってはならない」と報告しました。
 日本共産党の小谷みすず府議は「最後までたたかい抜く生徒や父母の姿に胸が熱くなった。学校づくりとともに政治を変えよう」と訴えました。
 会場から次々発言。府立工業高校の教員は「昨年度、府立高校PTA協議会は(工業高校などは)『統合でなく、発展を』と要望している。工業高校は地域に必要」と話しました。定時制高校3年生は「アットホームな雰囲気で授業もわかりやすい。定時制がなくなったら不登校やった子の行き場がなくなる」と訴え。府立高校のPTA会長は「地域にとって学校は誇り。高校つぶし反対で協力したい」と発言しました。




2003年7月8日付
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日本共産党大阪府議会議員団