日本共産党の石川多枝大阪府議は9月30日の府議会本会議で、国保料の負担軽減、府立高校つぶし中止、万博中止を求めました。 今年度からの国保料府内統一化で全自治体で値上げとなるなか、独自に加入者負担を軽減する自治体があります。府はこれを「不適切」とする通知を市町村に送付。石川氏の追及に府当局は通知に「法的な強制力はない」と認め、石川氏は統一料金化をただちにやめ、国保料を引き下げるよう求めました。 万博の会場建設費は昨年2350億円へ増額以降、新たに80億円以上必要と判明しています。 石川氏が災害対応などで追加費用の可能性を指摘したのに対し吉村洋文知事は、「今回の追加負担は予見できなかったもの。昨年の増額が最後と考えている」と答弁。その根拠をただした石川氏に対し、知事は「今回の追加負担は2350億円のうち」と繰り返しただけで今後の増額を明確には否定できませんでした。