大阪府の「府民要求連絡会」は２月定例府議会開会日の２２日、府庁前の大阪城公園内で、「カジノよりいのち・くらし最優先の府政を」とランチタイム集会を開き、集会後、府庁周辺を一周するデモ行進をしました。
　集会には日本共産党の石川たえ、うち海公仁両府議が参加。石川氏が、府の２０２３年の府政運営方針で第一に掲げられているのは府民の暮らしを守ることではなく、カジノ・万博開催を起爆剤にした大阪の成長だと批判。「くらしもいのちも子育ても守っていける大阪へ頑張っていきたい」と述べました。
　集会では杉本和新日本婦人の会府本部会長が主催者あいさつで、「私たちの声を届けるとともに、要求を届ける議員、知事を誕生させる春に」と呼びかけ。大阪府立障害児学校教職員組合が全国最悪の教室不足による支援学校の劣悪な実態、全国福祉保育労働組合大阪地方本部が「カジノより福祉職員の処遇改善を」と訴えました。
　また、府庁前での早朝宣伝、「府民の命、暮らし、福祉、医療、教育、商売を守る予算を求める」知事あて要請書、「森友学園」疑惑の真相究明へ府議会に「百条委員会」設置を求める議長あて要請書をそれぞれ４９４団体分提出。会派要請を行いました。この日の行動にはのベ８０人が参加しました。