統一協会と関係断て 大阪府議会委 うち海議員求める
日本共産党の、うち海公仁大阪府議は17日の府議会都市住宅常任委員会で、統一協会と府との関係、府営住宅の空き家解消について質問しました。
大阪府では府管理道路の清掃などの美化活動を行う「アドプト・ロード・プログラム」に松原市と富田林(とんだばやし)市で統一協会が参加していました。うち海氏は、府管理河川のアドプト事業も含めてすべて調査し、統一協会との関係を断つべきだと主張しました。
府の担当課は、松原市、富田林市については協定を解除し、他には参加がないと報告しました。
うち海氏は、反社会的組織である統一協会は政治家を広告塔のように利用しており、府としても関係をきっぱり断つことが求められていると述べました。
府営住宅の空き家問題で、うち海氏は、地元東大阪市の春宮府営住宅は立地条件が良く、昨年度の応募倍率は11.9倍だが入居率は86%で、150戸以上の空き家があると指摘。2013年度の空き家は36戸で4倍以上に増えているとし、原因を問いました。
府担当課は「調査し募集につなげたい」と述べました。
うち海氏は、「府全体の空き家率は20%に上る。立地条件の良い団地を放置するのでなく、若い層の入居を進めれば団地活性化にもつながる」とし、改善を強く求めました。
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