２月９日、大阪府議会の議会運営委員会理事会（維新・自民・公明で構成）が開かれ、維新の会が提案している大阪府議会議員定数削減を２月２４日の２月府議会開会日に採決する方向で３会派が合意しました。
　維新案を３会派の共同提案として当日上程し、質疑も委員会付託も省略し採決するとしています。
　共産党府議団と民主ネット府議団は、削減案について議会で質疑を行うよう議長に求めていましたが、これについても認めないことに同理事会で３会派が合意しました。府民に開かれた場での議論がいっさいされないまま定数減が強行されようとしています。
　共産党府議団はかねてから、維新案は１票の格差や死票を増やす民意切り捨てと批判。定数減をせずに合区を行い１票の格差と死票を減らす独自案を提案しています。