“共産党の募金は経費差し引き” 松井知事がデマ攻撃
松井知事のツイート(7月10日) |
大阪北部地震や西日本豪雨災害の被災者支援へ日本共産党が取り組む救援募金をめぐり、松井一郎知事(日本維新の会代表)が10日、白身のツイッターで「因(ちな)みに共産党の募金活動は、先(ま)ず自分達の経費を差し引くので注意しましょう」などと発言しました。
共産党だから安心し託せる
日本共産党の柳利昭府委員長は11日、「維新の会代表・松井知事の悪質なデマに抗議する」とのコメントを発表。
同日、清水忠史副委員長・前衆院議員が維新本部(大阪市中央区)に柳氏の抗議コメントを届けました。
柳氏はコメントで、東日本大震災の際の救援募金には全国で10億円超の募金が寄せられるなど、同党に多額の募金が託されるのは、「日本共産党なら被災地に確実に居けてくれる。安心して託せる」との信頼があるからだと強調。松井知事の発言は、この救援活動をゆがめて映し出し、ブレーキを掛けようというもので、「これが公党の代表であり、大阪府知事を務めている人物がツイッターで発言すべきものなのか。怒りをとおりこして、あきれ果てます」と述べ、速やかな撤回と謝罪を求めています。
11日夕、柳氏は清水氏や党府委員会勤務員とともに大阪市中央区の京阪天満橋駅前で西日本豪雨災害の敵援募金を呼び掛け、約30分で9213円の募金が寄せられました。清水氏は「託された募金は全額、直接被災地に居けるのが日本共産党」と説明。松井氏のデマに厳しく抗議するとともに、災害対応よりもカジノ実施法案の審議を優先する安倍政権の姿勢を厳しく批判しました。
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