トップページ
Google
WWW を検索 日本共産党府議団サイト内を検索
議員おもな活動政策・見解議会活動府政資料リンク

維新・安倍政権と対決 共産党議席の値打ち/大阪府議団 宮原団長が語る

 「共産党議席の値打ち」について、党大阪府議団の宮原たけし団長に聞きました。

-来年の統一地方選の目標は

 現在の2議席(高槻市・三島郡、吹田市)から議会交渉会派になる5議席の絶対確保、さらには議案提案権をもつ8議席以上を目指しています。

-大阪の現状は

 維新府政10年と第2次安倍政権の6年で大阪の現状は目を覆うばかりになっています。
 府民の可処分所得(家計分)は2007年度を100とすると15年度は97.7(全国99.5)、県内総生産(実質)は同年度比で98.8(全国102.3)、児童虐待対応件数は07年度と16年度比で394.5(全国301・6)、75歳以上の高齢者の所得は08年度と16年度比で82.8(全国93.3)という状況です。

-府議団の実績を教えてください

 こうした現状を告発し、くらし、福祉を守れと積極的握案を行い、府民とともに府政を動かしてきました。
 国民健康保険料の今年度の大幅値上げの中止や、子ども医療費の窓口負担増の中止と対象年齢の就学前までの引き上げ、精神障害者への医療費補助の拡大を実現しました。
 子どもの貧困対策としてわずかながら8億円が計上され、無料低額診療制度の保護者への周知が実現しました。
 南海トラフ巨大地震にそなえ、マンションの耐震改修補助の増額、河川改修の予算倍加、長周期地震動、液状化への対策などを繰り返し提案しています。
 森友学園問題では松井一郎知事の関与疑惑の追及や、工事業者からの大阪維新の会への政治献金をあばくなど疑惑を徹底追及し、関連文書を一部公表させました。

-維新府政の特徴と統一地方選にむけた思いを聞かせてください

 維新府政は安倍政権の悪政を先取りし、国保の都道府県化では保険料率の府内一本化による大幅値上げ(23年度まで毎年)と市町村の独自減免の廃止を強行しようとしています。これは全国で大阪だけです。
 教育では3年連続定員割れの高校を募集停止にする全国に例がない条例を押し付け、6校を廃校にしました。
 年1回のテストで内申点を決め、中学校をランク付けするチャレンジテストの導入も強行しました。一方、府独自の少人数学級には背を向けています。
 カジノ誘致、関西空港へ数分短縮するだけのJR・南海のなにわ筋線、阪神高速道路淀川左岸繰延伸部の建設など不要不急の大型開発の推進に躍起になる一方で、ものづくりへの支援予算は4分の1に激減しています。
 大阪維新の会は森友問題で百条委員会設置に反対し、疑惑解明を迫った共産党の議事録削除を要求しました。12年度以降7回、政務活動活軌費で海外「視察」し、飛行機は90万円近いビジネスクラスです。松井知事は退職金をなくすかわりに給料を値上げし、4年間で348万円の増額です。「身を切る改革」どころか税金を食い物にしています。
 維新の会、安倍政権と真っ向対決する日本共産党の前進こそ府政を変え、府民の要求をさらに実現し、国政改革の土台を築くことができます。全力で奮闘します。

(聞き手・小浜明代)





「しんぶん赤旗」2018年5月30日付より




   


トップページ | 議員 | おもな活動 | 政策・見解 | 定例議会 | 府政資料 | リンク
(C)日本共産党大阪府議会議員団
大阪市中央区大手前2丁目大阪府庁 TEL06(6941)0569 FAX06(6941)9179 メールjcp@gikai.pref.osaka.jp