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低所得世帯の実態指摘に「印象操作」「分からない」/問われる松井知事の姿勢

 「いろんな印象操作されているんだと患いますが、意味がわかりません」
 2日に開かれた大阪府議会教育常任委員会で松井一郎知事から耳を疑う言葉が発せられました。
 知事が「印象操作だ」というのは日本共産党の石川多枝府議が大阪府立大学の獣医学部の初年度納付金が110万円にもなることを示し(下表参照)、低所得の家庭の子どもは大学に行けない状況になっていることを府のシングルマザー世帯の年収を例に指摘したことです。
 石川府議は低所得の家庭にとっていかに高いかを明らかにするために、府の調査でシングルマザー世帯では年収200万円未満が61%にのぽることを示し、授業料減免枠の拡大を求めたのです。
 これに対し松井知事は「獣医学部に行かれている方はほとんどシングルマザーで育てられた人なのか」と質問の趣旨をねじ曲げ、あげくに「石川委員の年収があれば十分払える。シングルマザーの人の年収をここで話されるのがよくわからない」と述べました。
 石川府議が、「そういうことを申し上げているのではない」と抗議したのは当然です。
 質問の意味を知事が本当にわからないとしたら、知事には府民の実態や声を受け止める姿勢がないというしかありません。インターネットで議論を視聴していた大学関係者がつぶやきました。「こんな知事に統合を進められているのはたまらない」

(大阪府・小浜明代)




「しんぶん赤旗」2017年11月4日付より
府大と国立大 獣医学部の初年度納付金
  大阪府立大学獣医学類(府外生) 国立大学の獣医学部
入学金 382,000円 282,000円
授業料 535,800円 535,800円
実験機器充実負担金・
実習充実負担金
185,000円 -
 合 計 1,102,800円 817,800円


   


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