高齢障害者などへの医療費補助打ち切りを2年延期へ/大阪府福祉医療費助成制度 大阪府の松井一郎知事は2月府議会で、65歳以上の障害者などへの医療費補助打ち切りを2年延期すると表明しました。 府は、福祉医療費助成制度の65歳以上の対象者のうち、1級以外の精神障害者、重度以外の難病患者、結核患者の約3万6千人への補助を打ち切るとしています。2018年度限りとしていましたが、2年延期により20年度末までは補助を継続することになります。 一方で、障害者医療の、院外薬局の有料化や月2千5百円の患者負担上限を3千円へ引き上げることなどの改悪は、予定通り19年度から実施するとしています。市町村では、5月〜9月議会などでの条例改正案や規則改正案が出される可能性があります。 府の改悪計画に対し、医療・患者団体などから約7万5千筆の請願署名が2月府議会に提出されるなど、撤回を求める声が上がっています。