「IR推進局」 設置方針確認 大阪府・市
大阪府と大阪市が共同で設置する「副首都推進本部会議」の第8回会合が31日、大阪市内で開かれました。カジノを中核とする統合型リゾート(IR)の誘致を推進するため、カジノ誘致に取り組む新組織「IR推進局」を府市共同で設置する方針を確認しました。
会議では、「副首都推進本部会議」のもとに、カジノ誘致の「司令塔」となる「IR推進会議」を設置する方針も確認。大阪観光局の溝畑宏局長を座長に起用し、経済団体の代表らと「大阪IR構想」の策定などに取り組むとしています。府市は「IR推進局」を設置するための関連議案を2月の議会に提案する考えです。
府が2025年の誘致を目指す国際博覧会(万博)の候補地となっている大阪市此花区の人工島「夢洲」への交通アクセスをめぐり、カジノの開業より万博の開催が先になれば、地下鉄中央線の延伸などの関連事業費については、万博開催に必要な経費を精査したうえで、府市で折半する方針を確認しました。
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