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福祉医療 府の制度見直しで市町村負担増 制度の後退心配

 府は福祉医療費助成制度に基づいて、府内市町村に補助金を交付しています。
 しかし、市町村は、府が設けている所得制限を設定していないところほとんどです。
 また、子ども医療費助成では、府の制度の対象者は就学前までですが、18歳年度末まで、中学生までなど独自に対象を拡大。
 その分は市町村独自の持ち出しになっています。

 1年前に府は、子ども医療費助成制度の対象年齢を通院3歳未満から就学前まで拡大したさい、所得制限も厳しくしました(4人世帯所得額646万円を357万円に)。
 市町村は、ほとんどが所得制限を設けていないので、府が補助金を削った分は、市町村の負担増につながりました。

 そのため、府の見直しが行われれば、負担増を嫌った市町村が、所得制限を設けたり、対象を縮小したりするのではないかとも心配されています。


※新子育て支援交付金は除く。




   


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