住吉市民病院説明早く　市民の会が府に要望書

　大阪市立住吉市民病院の廃止に伴う病院再編計画をめぐり、「住吉市民病院を充実させる市民の会」は１５日、大阪府立急性期・総合医療センターと南港病院の代表が参加する住民説明会を早急に開催することを求める要望書を松井一郎知事宛に提出しました。病院再編計画は、住吉市民病院を廃止し、府市共同住吉母子医療センターと、市が病院跡地に誘致する南港病院に再編するものです。
　府と大阪市はこの間、計８回の住民説明会を開きましたが、市民病院が担っている福祉的機能をどう継続させるかなどについて納得のいく説明はなく、住民の間に不安や懸念が広がっていました。市議会では、府立急性期・総合医療センターと南港病院の代表が参加する説明会の開催を求める陳情書が全会一致で採択されています。
　この日、府の担当者は、府と市、府市の病院機構による４者協議を経たうえでできる限り早く説明会を開きたいと述べるにとどめました。参加者は、協議の途中でも住民の意見を聞く場を設け、進捗状況を説明してほしいと要求。年内に再度話し合いの機会を設けることを確認しました。日本共産党の宮原威府議、わたなべ結衆院大阪３区候補が同席しました。

「しんぶん赤旗」2016年11月16日付より

トップページ　｜　議員　｜　おもな活動　｜　政策・見解　｜　定例議会　｜　府政資料　｜　リンク

(C)日本共産党大阪府議会議員団

大阪市中央区大手前2丁目大阪府庁 TEL06(6941)0569 FAX06(6941)9179　メールjcp@gikai.pref.osaka.jp