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高校つぶしやめ学習環境充実こそ 府議会委で石川氏/チャレンジテスト中止を 中学生・教師が疲弊 日本共産党の石川たえ大阪府議は13日の府議会教育常任委員会で、府立高校再編整備、中学生チャレンジテストについて質問しました。 府教委は、3年連続定員割れの府立高校を、再編整備の対象とする条例をもとに2014年度後3校を募集停止とし、今年度新たに3校を統廃合の対象とする案を決めました。 石川氏は、希望するすべての生徒が進学できるよう府立高校は進学予定者を上回る定員とされており、「定員割れ」の高校が生まれるのは必然で、廃止するのは矛盾している。と指摘しました。 府教委は「対象校は総合的に選定している」と述べました。 石川氏は「大阪は全国平均より学校規模が大きい。貧困の連鎖を断ち切るためにも学校をなくすのではなく、少人数学級を実施し、学習環境を保障すべきだ」と主張しました。 高校入試の内申点に活用される中学生チャレンジテストについて石川氏は、中学1、2年生は学校が責任をもって行った子どもへの評価がたった1回のテストで覆され、中学3年生では学校全体の評定が決められると指摘。学校評定を下げないために生徒たちのなかで成績の悪い生徒を見下すような発言や、「アホは受けるなということ」と言われ、当日欠席した生徒もいると述べました。 府教委は、「そういう子どもの声があれば学校で適切に対応していきたい」と学校任せにしました。 石川氏は「学校間競争を激化させ、子どもたちの人間関係を崩壊・分断させ、生徒と教師が疲弊するようなチャレンジテストはいますぐやめるべきだ」と主張しました。 |
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「しんぶん赤旗」2016年10月16日付より |
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