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松井・おおさか維新の会代表が憲法記念日でコメント 「平和主義」「国民主権」欠落

 松井知事は2日、憲法記念日を前に、おおさか維新の会代表として、「憲法記念日を迎えるにあたり」を発表しました。

 松井氏はそのなかで、「この間、現行憲法の3原則により、国内で自由主義、民主主義、基本的人権の尊重が定着…」とのべています。

 日本国憲法の3原則が、直接この3つだと挙げているわけではないものの、3原則の「国民主権」、「平和主義」、「基本的人権の尊重」から、わざわざ「国民主権」「平和主義」を抜け落としました。

 松井氏は、今夏の参院選で、自民・公明とおおさか維新で、憲法改正に必要な3分の2以上の議席を占める必要を掲げます。
 また、松井氏は、「憲法改正というとイコール戦争みたいにいうがそうじゃなくて時代に合わせて変えるべき所は国民の皆さんに問う」旨、記者団に答え、維新の憲法改正案にも教育の無償化などを挙げるにとどめています。
 しかし、一方で「同盟国の米軍が日本を守るために活動しているときは、米軍を援護する、支援する、防御する。攻撃に対しては一緒にたたかう案でいく」と述べるなど、米軍と一緒に日本国民がたたかうことを思い描いています。

 教育の無償化といった、憲法を改正せずともできる問題を入り口に、9条に象徴される平和主義、国民が主人公の政治を行うことを基本とする国民主権の原則まで骨抜きにしようとするのでしょうか。
 きな臭さを漂わせる松井氏のコメントでした。





   


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