くらし優先の大阪府政を府議会開会２５日／２５０人昼休み行動

　府民要求連絡会と大阪市対策連絡会は２月定例府議会開会日の２５日、２５０人の参加で府庁近くでランチタイム行動を行い、「暮らし最優先の大阪府政を」とアピールしました。
　大阪城公園教育塔前で開いた集会には日本共産党府議団が参加。くち原亮幹事長が、「財政危機」といいながら「副首都」を掲げてカジノ誘致や「なにわ筋」線など大型開発を推進する新年度予算案の特徴を示して、福祉医療費助成制度の対象を精神障害と難病に拡大する一方、財源として「一部自己負担の増額が検討されていると語り、「維新府政の悪政に対し、暮らし・命を守る立場で全力をあげる」と述べました。
　５人が発言。全国福祉保育労働組合大阪地方本部の寺田将士書記次長は福祉現場の人材不足と低賃金の現状を紹介し、「被害をうけるのは利用者。福祉の充実は自治体の役割だ」と訴えました。
　府歯科保険医協会野山本正鋼さんは子どもの“口腔崩壊”の実態とその家庭の多くに経済的困難があると述べ、子ども医療費助成制度の拡大を求めました。
　集会後、府庁周辺を１周するドラムコールパレードを行いました。

「しんぶん赤旗」2016年2月26日付より

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