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咲洲庁舎(旧WTCビル)の地震対策など視察 わたなべ結参院候補と

エレベーター内の乾パンや簡易トイレ
 宮原たけし府議は24日、わたなべ結参院大阪選挙区候補とともに、住之江区の咲洲庁舎(旧WTCビル、55階、地上256メートル)を訪れ、ダンパーなど地震対策の状況などについて視察しました。
 咲洲庁舎は、2011年3月の東日本大震災のさい、震源から約700キロも離れているのに、最上階付近で、約10分間にわたって最大2.7メートル揺れ、360カ所が損傷、エレベーターが止まって職員や来庁者が最大5時間にわたって閉じこめられる事態も生まれました。
 視察では、エレベーターのロープが突起物に絡まらないようにする対策や長周期地震動に対応した管制運転装置を設置していること、長周期振動の感度を上げると風によるビルの揺れでも止まってしまうなど、設定が難しく、また、複数社のメーカーのエレベーターが設置されており、それぞれのメーカーによって設定の仕方が異なることなども紹介されました。
 エレベーターのかごの中には、停止したときに備え、乾パンや簡易トイレなどが置かれています。
 また、長周期地震動に対するビルを歪ませる強い力に対応するための鋼材ダンパーと少しの揺れのエネルギーを吸収するオイルダンパーの2種類がそれぞれ、長辺方向と短辺方向に設置されている様子を見ました。
 屋上に設置されている制振用に、1基50トンのおもりを2台設置していますが、風による揺れを抑えるためのもので、東日本大震災のときには、この装置は働かないように停止されたなどの説明を受けました。
 地震計は、最上階部分の52階のビルの端と中央部分の2カ所、中間階部分に1カ所、1階部分に1カ所の計4カ所設置されており、東日本大震災が起こる前の月に設置されたため、ビルの揺れの様子が詳しく記録されたと説明を受けました。





   


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