５月定例会２８日開会　維新議長を選出　公明は「白票」

　改選後初の議会となる５月定例会が２８日開会しました。
　会期は６月１１日までの１５日間。
　新しく選出する議長をめぐっては、最大会派の維新と、住民投票で「都構想」反対の会派の協力を得て議長獲得を目指す自民が名乗りを挙げました。
　維新議長による、「大阪都構想」の協定書などをめぐる不正常な議会運営への批判も大きな要因でした。

　開会日を控えて最後まで調整がつかず、本会議での議長選で決着が図られることになりました。
　しかし、公明が「白票」で対応することを決め、維新の今井豊議員が多数を得て議長に選出されました。
　副議長には、自民の吉田利幸議員を選出しました。

６月２日に代表質問　自民、公明　維新は見送り

　また、自民、公明各会派が６月２日に代表質問を行います。

　府議会では、代表質問等ができるのは、５人以上の会派となっており、現在５人以上なのは３会派だけです。
　日本共産党府議団は、一貫して少数会派の議会での発言機会や議会運営への参画拡大を主張。改選後も５月２１日に各派に議会運営についての提案をおこなっています。

　維新の会は、一時、代表質問を行う意向を示しましたが、結局見送りました。

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