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政党助成金29億円(税金)は受け取り、パーティーもOK/企業献金禁止掲げる「維新」

 安倍内閣の閣僚らが国から補助金をもらっている企業から献金を受けていたことが相次いで明らかになり、追及する野党議員にも同様の事態が発覚。「政治とカネ」が、政治を歪めている実態が浮き彫りになっています。

 「身を切る改革」を掲げる維新の党は、今になって企業献金禁止法を提出、府議出身の馬場伸幸国対委員長は、「対症療法で終わると、抜け道がまたできる」と民主党などを牽制していますが、パーティー券を企業が購入することはOKなど、維新の提案も「抜け道」が残されています。

 日本維新の会時代から、規約で企業・団体献金禁止をいいながら、当面の間は受け取ってもいいとするなど、「抜け道」だらけでした。

 なにより、年間320億円の税金を分け取りする「政党助成金」については、ものを言わずに黙って受け取る維新の党の分は29億円にのぼります。

 2013年に維新の党が受け取った政党助成金は約29億5600万円。
 その年の収入の72%という立派な「公営政党」です。

 ところで馬場氏が代表を務める衆議院大阪府第17選挙区支部の2013年の収入1871万円のうち、企業・団体献金は320万円で、本部からの交付金は1200万円です。
 「馬場伸幸後援会」の同年の収入は1388万円で、うちパーティー収入は968万円です。

 税金に支えられ、企業・団体献金やパーティー収入に頼る体質を変える必要があります。














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