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「教育長辞職すべきだ」 くち原府議がパワハラ批判 日本共産党の、くち原亮大阪府議は9日の府議会教育常任委員会で、第三者調査チームによってパワーハラスメントが認定された中原徹教育長について「教育長にふさわしくないのは明らかだ」とし、直ちに辞職すべきだと主張しました。 くち原氏は「まともにモノが言えないような教育委員会と職場環境、教育行政のトップが『いじめ』とも言えるパワハラを行っているようでは示しがつかず、子どもたちの豊かな育ちは保障できない。被害を受けるのは子どもたちだ」と指摘しました。 中原教育長は「真摯(しんし)に受け止める」としつつ、「続けてきた教育『改革』を続けていきたい。職員とは誤解を与えないコミュニケーションを取っていきたい」と答弁。くち原氏は「誤解を与えるという問題ではなく、そういう認識自体、教育長としての資質が伴っていない」と批判しました。 第三者チームの報告書は、中原教育長の教育委員の一人に対する言動が「パワーハラスメントと認定されても決して不合理とはいえない」としたほか、中学1、2年生への統一テストの導入・実施などで自分の意に沿わない意見を述べる職員に対しては、見せしめを意図して大勢の職員の前で叱責したり、降格や左遷、解職の示唆、人格的な避難などを行ったと認定しています。 |
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「しんぶん赤旗」2015年3月10日付より |
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