つぶしていい学校ない府立高校廃止計画撤回請願運動スタート集会

つぶしていい学校ない府立高校廃止計画撤回請願運動スタート集会

　大阪府立池田北高校・咲洲高校を廃止する計画の撤回・再検討を求め、両校の保護者や卒業生、地域住民、教職員らでつくる「池田北高校・咲洲高校を守る会」は２４日、２月府議会に向けた請願運動のスタート集会を大阪市内で開き、４０人が参加しました。
　両校の廃校は２０１８年度までに府立と大阪市立高校７校程度を廃止する「再編整備計画」の第第１次分で１６年度入試から募集を停止するとしています。３万４５８０人の反対署名が提出されましたが昨年１１月２１日、教育委員会会議で募集停止の決定が強行されました。
　集会では咲洲高校を守る会の谷田香奈会長、池田北高校を守る会の井上明子会長が経過や中原徹教育長のパワハラ問題で教育委員会会議が不正常な状況のもとで決定が強行されたことへの怒りと不信を述べ、運動への協力を呼びかけました。
　クラリネットで効果を演奏した池田北高校卒業生の小島良平さん（３３）、咲洲高校卒業生の櫻田理乃さん（２２）が高校生活の思い出を語り、「創立３０周年を祝ったばかりなのに信じられない」（小島さん）、「つぶしていい学校は一つもありません」（櫻田さん）と訴え。保護者や地域住民、教職員が思いと決意を語りました。　日本共産党のくち原亮府議が連帯のあいさつをしました。

「しんぶん赤旗」2015年1月27日付より

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