松井知事が新年あいさつ府民の暮らし尻目に「都構想」実現へ

松井知事が新年あいさつ府民の暮らし尻目に「都構想」実現へ

　松井一郎知事は５日、府庁内で幹部職員らに新年のあいさつを行いました。
　知事は、「動かなかった歯車が動き出した」「動かなかった法定協議会が動き出し、今年の5月、住民投票という『究極の民主主義』で大阪の未来の姿が決定される年になった」など、「都構想」の住民投票での協定書案可決、「都構想」実現を既定路線であるかのように述べました。
　しかし、協定書案は、住民投票にかけるに値しないと府市両議会が否決したもの。「二重行政」の解消で大阪の発展を強調しますが、「福祉の向上」と一言述べただけで、府民の暮らしの厳しい現実については全く触れようとしませんでした。

→平成27年1月5日松井知事年頭あいさつ（大阪府ホームページ）

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