府民連が集会　「大阪都」ノー　暮らし優先／府議会開会要求掲げ行進

　大阪労連や民主団体でつくる府民要求連絡会（府民連）は府議会開会日の２５日、「カジノいらん！大阪都ＮＯ！くらしと雇用優先の府政を」と大阪市内で集会を開き、大阪城公園から府庁前までパレードしました。
　１６０人が「都構想反対！カジノはいらない」「府立高校つぶすのやめろ」「子どもの医療費助成の拡充を」などと唱和しながら行進。
　豊中市の女性（２７）は「子どもの医療費助成制度　小６まで助成して」と書いたプラカードを持って１歳の女児といっしょに参加。「全国ワーストワンの子ども医療費助成を引き上げてほしい。生活に安心があれば２人目も産んで育てたい」と話しました。
　集会では日本共産党の、くち原亮府議が、府民の願いを切り捨て、議会のルールや民主主義をこわす松井一郎府知事と「維新の会」を批判。「来春のいっせい地方選挙に向けて、『維新政治』を退場に追い込み、終止符を打っていくために全力を尽くす」とあいさつしました。堀田文一、曽呂利邦雄両府議、清水忠史党副委員長が参加しました。
　リレートークでは、廃校の対象になっている府立咲洲高校の卒業生が「私たちの帰る場所をなくさないでほしい。母校があることが人生の支えになっている」と訴えました。
　大商連の増田孝博副会長や「咲洲高校を守る会」の谷田香奈会長、新日本婦人の会富田林支部の多田順子さんらが発言しました。

「しんぶん赤旗」2014年9月26日付より

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