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6月以降の「維新の会」による異常事態の正常化を〜府民のための議論と府民要求実現へ
8月臨時府議会の閉会にあたってのコメント

2014年8月27日
日本共産党大阪府議会議員団幹事長 くち原 亮


一.8月15日から開会された大阪府8月臨時議会が27日閉会した。今臨時議会は、7月25日に開催された7月臨時議会で、「維新の会」以外のすべての議員57名(現員105名)が提案した府議会会議規則改正案や「協定書案」の無効と法定協正常化を求める決議案などを維新議長が本会議に上程もせず、議会を流会させたことに伴い、再度の議会招集を請求し開催されたものであった。
  今臨時議会は最終日、「維新の会」の正副議長が正常な議会運営を行わなかったため、57議員により、仮議長を選出した上で、会議規則改正案を可決、決議案などを採択し、閉会した。

一.府議会で少数になった「維新の会」は、議会のルールや民主的な議会運営を踏みにじり、唯一大阪府議会で「維新の会」が多数を持つ議会運営委員会での「虚構の多数」により、過半数を超える議会の意見を排除、「維新の会」だけで法定協議会を開催し、「協定書案」を「議決」するなどの暴挙を重ねた。7月、8月と連続した臨時議会は、この異常事態の正常化を図るために57議員が招集を請求し、正常化のための条例案や会議規則の改正案などが提案されたものである。

一.「維新の会」は、今臨時議会においても、みずからが「虚構の多数」を占める議会運営委員会で、会議規則の改正案が再議により否決された条例案と「同一」ものだと一方的に主張し、「一事不再議」を「議決」、本会議での議案にすらしなかった。「維新の会」の議会制民主主義を無視した責任は極めて重大である。
  このような暴挙を重ねるのは、少数に追い込まれたもとで「大阪都」構想をごり押しするために「協定書案」を策定し、来春のいっせい地方選挙で争点にしようとする背景がある。
  議会の多数意見を排除し、議会のルールや民主的運営に背を向ける「維新の会」の相次ぐ暴挙は断固として許せるものではない。わが党府議団は、このような異常事態を改め、議会のルールや民主主義に基づくまともな運営と議論、正常化に向け力を尽くすものである。

一.「維新の会」の「大阪都」構想は、府民のためのものではなく、住民から吸い上げた税金を一人の指揮官によってムダな大型開発やカジノ誘致などにつぎ込むためのものである。わが党府議団は、その内容のずさんさと狙いを府民的に明らかにするとともに、雇用を守り、医療や福祉・教育の充実などのくらしの応援、中小企業への支援強化と公共事業の防災・福祉型への転換など、大阪府政のあるべき方向を具体的に提案し、府民要求の実現・前進に全力をあげる。

以 上















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