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「ただではすまさない」中学生恫喝の維新・山本府議/知事も市長も人ごとコメント 公認した維新の会に反省なし

 維新の会の山本景府議(交野市選出)が昨年、無料通信アプリ「LINE」を通じてトラブルになった女子中学生に「ただでは済まさない」「徹底的にやる」などと恫喝するメッセージを送信していた問題が、8月に入ってマスコミに大きく取り上げられています。
 維新の会府議団は11日、山本議員を除団処分にしましたが、同議員は不服を申し立て。
 20日に再度開かれた同府議団の綱紀委員会は結論を先送り。
 山本議員の問題をめぐっていよいよ浮き彫りになっているのは、維新の会のご都合主義と無責任さ。
 住民の声に真摯に耳を傾け、くらしと福祉の向上に頑張る姿勢は見られません。

 14日に記者会見した山本府議は、丸刈りにし「おわび」の意思を表明したものの、「当初は厳重注意処分だったのに、なぜ今になって除団処分なのか。反省しているが、維新の対処はおかしい」と不服申し立て。
 「法律に違反したわけではない」とし、交野市長選への出馬さえ否定していません。

 維新の会代表の橋下徹大阪市長も「法律的感覚からバランスが悪い」、幹事長の松井一郎府知事は、「謙虚さが足りない」と述べ、「反省していることが相手に伝わらなければ、ただの自己満足」と述べるなど、両トップからは、前回2011年の府議選で維新の会が公認したことへの責任には触れずじまい。
 まるで、人ごとにような対応でした。
 橋下氏は、山本氏の公報に「私も応援します」とコメントを寄せていました。

 さらに、維新の会副代表の今井豊府議団幹事長は昨年末、交野市教委から山本氏の言動について抗議を受けながら、口頭での厳重注意のみ。
 今回大きく報道されて除団処分は、いかにも「ご都合的」です。

 「ご都合」といえば、維新の会が推進する「大阪都構想」について、「特別区設置協議会(法定協議会)」で、協定書作成のために過半数の賛同が得られないからといって、たまたま過半数を握っている議会運営委員会でメンバーを入れ替えて協定書づくりを強行。
 「メンバー構成は本会議で決めるべき」という、57人の過半数議員の要求を、知事が地方自治法の規定を無視して握りつぶし。
 維新の会の議長がようやく開会した臨時議会も知事が維新以外の過半数で可決した条例を再議にかけて否決にしたあと、議長が会議を開かず流会にしてしまうなど、議会さえ自分の都合のよいように振り回しています。

 また、堺・和泉両市のニュータウンを走る泉北高速鉄道を運営する府の第3セクターの株式売却をめぐって、昨年12月議会で反旗を翻した府議4人は、直ちに維新の会を追い出したのに、今年6月に運営に不満を持つ3府議が離団を届けたのに、会派としての人数を維持するためにたなざらし。
 今回の山本議員の処分も先送りです。

 地方議員のあり方をめぐる問題が相次ぐ中、改めて、住民福祉の向上や要求実現などに頑張ることが求められていますが、府民の願いより、自らの都合を大事にするのが維新の会の体質のようです。














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