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公立高 入試2回を1回に戻す 大阪府教委方針
住民の署名運動が実る 大阪府教育委員会は24日までに、これまで前期(2月)・後期(3月)の2回実施されてきた公立高校入試制度を改め、2016年春から原則として1回(3月)に戻す方針を明らかにしました。 13年度、14年度入試は、前期入試の時期が例年より繰り上がり普通科クラス80人の募集が行われるなか、14年度の最高倍率は8.18倍、平均倍率は2.32倍に上り、2万3000人近くの子どもが「不合格者」となりました。 学校関係者からは、「多くの中学生に余分な試験を受けさせ、『不合格』という挫折感や、深い心の傷を与えるだけの入試」だと厳しい批判の声が上がり、学校教育への影響として、中学校では、3学期の授業や進路指導を困難にし、高校では入試業務により授業が中断されると指摘されていました。今回の府教委方針は、こうした学校関係者の声を受けたものです。 大阪府教職員組合や新日本婦人の会府本部、大阪労連、民主法律協会などでつくる、子どもと教育・文化を守る大阪府民会議は、前・後期2回入試を1回に戻すことを求める署名運動に取り組み、昨年11月に府教委に提出して入試制度の改善を申し入れ。日本共産党大阪府委員会は4月に発表した「教育改革提言」で、子どもをさらに競争に追い立てる公立高校2回入試など高校入試制度の抜本的見直しを提案していました。 |
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「しんぶん赤旗」2014年7月26日付より |
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