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「大阪都」構想 反対派府議を排除維新 法定協委員差し替え強行 大阪市を廃止する「大阪都」構想の議論をする法定協議会から反対派委員を排除しようともくろむ「大阪維新の会」(橋下徹代表)は27日、府議会の議会運営委員会で維新のみの賛成多数で委員差し替えを強行しました。 公明・自民・民主・共産など府議会の過半数を超える57府議の臨時議会招集請求を放置したまま、議運の決定だけで、府議会から推薦されていた2委員(自民、民主府議)を維新府議に差し替えるという暴挙です。 法定協は大阪府市の首長と議員計20人で構成しています。委員差し替えは、橋下氏が3月の「出直し市長選」で主張。再選された橋下氏から申し入れを受けた浅田均法定協会長(維新)は、反対派の自民、民主系、共産会派の委員の一部発言を「規約違反」と決めつけ、両議会議長に交替に向けた対応を要請していました。 法定協で特別区設置(市廃止)の「是非」を協議することは総務省も認めています。 議運を傍聴した日本共産党の宮原威団長は「虚構の多数による暴挙だ」と批判しました。 |
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「しんぶん赤旗」2014年6月28日付より |
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