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5月府議会20日開会、大阪都でなく暮らし充実/堀田文一議員が一般質問 5月定例府議会が20日開会しました。同議会に松井一郎知事は、一般会計2億9200万円の補正予算を提案しました。 冬期に実施している御堂筋イルミネーションを延伸するための9200万円、「大阪の陣400年プロジェクト」の推進2821万円、水辺の活性化事業1300万円など出直し市長選挙で大阪市の予算が骨格となったため、府市共同事業の予算が計上されています。 そのなかには、都構想の宣伝費用として「法定協議会の広報経費」に約5300万円が組まれています。 「協議会だより」を約350万部作製し大阪市内には全戸配布、大阪市以外には新聞に折り込むなどとしていいます。これまでも「大阪にふさわしい大都市制度をめざして大阪府・大阪市が一体となって議論を進めています」「特別区の設置について定める特別区設置協定書をまとめていきます」など、都構想への異論が噴出しているのに、着々と進行しているかのような内容にもなっています。 費用は府市が半分ずつで合計すれば約1億円に達します。 今年2月の大雪で倒壊被害を受けたビニールハウスの再建支援事業1億1000万円などもあります。 補正予算の他、泉北高速鉄道とトラックターミナル(東大阪市と茨木市)を運営する府出資の三セク「大阪府都市開発」の株式売却案が提案されます。 泉北高速鉄道は、堺・和泉両市のニュータウンと都心を結ぶ唯一の鉄道ですが、乗り継ぎ運賃が発生するため、割高な運賃の引き下げが切実な住民の願いでした。 昨年12月府議会で提案された、売却案は、外国のファンド会社に売却するというもので、売却価格こそ高値だったものの、値下げ幅は10円で、公募相手だった南海電鉄の80円と比べて住民の願いを裏切るものでした。また、長期的安定的に鉄道事業に責任が持てるのかを心配する声もあがりました。 このため、沿線住民の反発もあって、知事提案に同調する維新の会からも造反者がでるなど反対多数で否決となった経緯があります。 今回提案されたのは、南海高野線を運営する南海電鉄への売却で、南海電鉄は、乗り継ぎ運賃の割引を80円とし、購入価格を750億円へと30億円引き上げています。 「大阪府都市開発」への府の出資比率は49%で、府の持ち株367億円を南海電鉄に売却する議案となります。今後、売却金の使途も問題になります。 また、一年交替が慣例となっている正副議長については、最大会派の維新の会が議長候補に手を上げましたが、副議長候補が決まらず、20日に選出予定だった新正副議長選任は見送られました。 |
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