維新、過半数割れ　離脱は住民軽視が要因

維新、過半数割れ　離脱は住民軽視が要因

　藤井寺市選出の岡田義信府議が、「大阪都構想」を推し進めるために、橋下徹大阪市長の辞職、出直し市長選挙というやり方に反発して維新会派を離脱し、１人会派「無所属クラブ」をつくりました。
　自民党会派入りすると見られています。

　維新の会は、２０１１年４月の府議選で、５７人が当選、過半数の力で、議会定数の削減や職員条例な制定など強行、橋下前知事、松井知事の悪政、大阪都構想推進を協力に支えてきました。

　昨年１２月の泉北高速鉄道の料金引き下げよりも、府の第三セクターを高値で外資ファンドに売却することにこだわった、松井知事の手法に反発して４人が離脱。
　知事の提案が否決されました。
　知事は、５月議会に料金値下げにつながる売却案を提案するとしています。

　３月には、大阪都構想が進まない、法定協議会のメンバーを入れ替えるなどとして、市長を辞職、出直し市長選挙を強行した橋下市長のやり方に「ついていけない」と岡田議員が維新会派を離脱しました。

　いずれも、自身の思うようにいかなかったら強硬手段に出たり、住民の声を軽視するという維新の会への反発が原因です。

→大阪府議会会派別名簿

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