維新知事の予算案修正府議選修正区割り案も共産党など賛成

維新知事の予算案修正府議選修正区割り案も共産党など賛成

　２月定例大阪府議会の閉会本会議が２４日開かれ、公明党が提案した２０１４年度予算案の一部修正案、自民党提案の府議選の区割り改正案をそれぞれ「維新」、みんなの党以外の賛成多数で可決しました。
　府議会は昨年１２月、「維新」が４人を除名し過半数を割ったあとの府議会となりました。可決した予算案修正案は、国の高校生むけ奨学給付金事業について、体操服代などを対象外とした府独自の制限を国基準通りにするもの。採決では賛成５４で公明（２１）、自民（１４）、民主（８）、共産（４）の各党、「維新」除名で無所属となった４人、同日「維新」を離団し除名された１人、１人会派の２人が賛成。反対は５０で、「維新」（議長を除く４９）、みんなの等（１）でした。
　区割りについては２０１１年６月に当時過半数の議席があった「維新」が定数を１０９から８８に削減し、１票の格差が最大２．８９倍になる条例を強行可決。自民案は１票の格差を１．９２倍に抑えるもので、賛成５３、反対５０でした。
　日本共産党は松井一郎知事提案のｂ予算案の組み替え動議を提案。くらしと雇用を守り、中小商工業者への支援を強化していく具体的な提案をおこないましたが、賛成少数で否決されました。

「しんぶん赤旗」2014年3月26日付より

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