「再就職先見つからない」「年収１００万円でも仕事欲しい」／府議団　ハローワーク前でアンケート

　日本共産党大阪府議団は11日、大阪市中央区のハローワークで、雇用についてのアンケートを行いました。

　政府の雇用の規制緩和の動きのなか、電機関連企業の大量解雇や正規雇用の非正規への置き換えなど、雇用をめぐる環境がいっそう厳しくなるなか、ハローワーク利用者の声を聞いて、実態をつかみ、改善に生かそうと取り組んだものです。

　議員団では、さらに多くの声を集めて、関係機関への申し入れを含めて、労働行政の改善につなげていきたいとしています。

　離職の理由では、「解雇・リストラ」に次いで、労働条件の悪いことを挙げる人が目立ち、求職期間は３～６カ月が最多。１年以上の人もいました。

　再就職先が見つからない理由として「収入や勤務条件が合わない」、「資格が必要なところが多い」などが多く、「最低限希望する年収は」の問いには、３００万円台を挙げる人がほとんど。なかには「１００万円でもいいから仕事が欲しい」と言う人もいました。

　アンケートの回答者からは、「障害者の雇用が少ない。障害の程度別にしてほしい」、「体をこわしてやめざるを得なくなったが、次の仕事も残業があるところがいい」などの切実な声が寄せられました。

配布したビラ、アンケートは以下の通りです。クリックするとPDFファイルがダウンロードできます。

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