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参院選8議席に大躍進、大阪で15年ぶり議席 日本共産党

 7月21日投開票の参院選挙で、日本共産党は改選3議席を倍以上に伸ばす8議席を獲得、議案提案権を獲得するなど大躍進しました。
 大阪選挙区でもたつみコータロー氏が、15年ぶりの議席を獲得しました。

 しかし、参院選で議席を伸ばしたとはいえ、維新の会が定数削減(109→88)を強行した府議選選挙区がそのまま実施に移された場合、日本共産党の議席の確保は極めて困難な状況に変わりありません。
 府民要求実現、暮らし向上と大阪経済活性化へといっそうの奮闘、党への共感を広げる取り組みが必要です。

 橋下徹大阪市長、松井一郎知事はじめ維新の会は、参院選を踏まえ、大阪都構想実現に、いっそうアクセルを踏み込んでいます。
 橋下、松井両氏は、日本維新の会の執行役員会(27日)で「大阪での課題に専念したい」と共同代表と幹事長職辞任を申し出ました(結果は続投)。
 維新の会は、全国で635万票を得ましたが、昨年の総選挙の1226万票から半減。
 しかし大阪では、昨年の衆院比例得票の146万票から減らしたとはいえ、比例でも選挙区でもトップの約105万票を獲得しました。

 橋下氏は、大阪都構想について「否定されてはいないが、完全な信任でもない」と答える一方、現職市長が大阪都に反対している堺市長選について「堺市長選が大阪における重要な政治決戦となる」。

 政調会長の浅田均府議は「都構想が実現しないと大阪の未来はないと市民への説明が重要だ」と述べています。
 同市長選をめぐっては、大阪維新の会幹部が「公明党は自主投票でもかまわない。しかし、維新包囲網に加わるなら、次の衆院選では小選挙区の議席を奪い取る。それが105万票の力だ」とすごんだとも報道されています(7月27日付「読売」)。

 また、松井一郎知事は、24日の会見で8月上旬の法定協議会に、大阪市を5と7に分割した区割り案を示す意向を語り、橋下市長も、大阪都構想について「8月の頭にある法定協議会ではかなりその姿が見えてきますよ」(24日)とのべています。

 維新の会は、来年秋に都構想についての住民投票を行い、いっせい地方選を大阪都のもとで行おうとしています。アベノミクスでも大阪都でも暮らしは良くならない、給料が増える政治の実現、「維新に痛打を」のたたかいが重要です。











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