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「慰安婦」発言 松井知事が党質問状に回答/真摯な反省なく不十分 宮原団長が談話 大阪府の松井一郎知事は24日、日本共産党府議団が16日におこなった「慰安婦」暴言問題での抗議・質問状に対する「回答」を書面でおこないました。松井知事は、橋下徹大阪市長の「(慰安婦制度が)現実にあったというのは必要とされていた」などとのべていました。 「回答」は、「過去の植民地支配と侵略については…深い反省に立って」「従軍慰安婦問題については、多数の女性の名誉と尊厳を深く傷つけた問題であると認識して」いるとのべているものの、「『慰安婦』制度は必要だったと考えているのか」という質問には口を閉ざしています。 宮原たけし党府議団長の話 松井知事の「回答」は、みずからと「維新の会」の言動への真摯な反省がない、きわめて不十分なものです。 橋下発言は、今なお人間の尊厳を傷つけられ苦しんでいる韓国等の元「慰安婦」の方々をさらに傷つけました。しかし、「回答」は、「従軍慰安婦」問題については、多数の女性の名誉と尊厳を深く傷つけた問題であると認識している」とのべるだけで、発言への反省がまったくありません。 また、在沖縄米軍高官への「もっと風俗業を活用してほしい」発言について、私たちは「知事や公党の幹部がおこなうべきは、人権の尊重であり、沖縄県民の生命と尊厳が著しく脅かされている事態に対し米軍に厳重に抗議することではないの」と厳しく指摘しました。しかしこれについても、反省抜きに「知事として、これまでも人権を守ることを基本として、府政の推進に努めてきた」とのべるだけです。 松井知事と維新の会が、本当に過去の植民地支配と侵略戦争を深く反省する立場に立つならば、「日本を孤立と軽蔑の対象におとしめ、絶対平和という非現実的な共同幻想を押しつけた元凶である占領憲法を大幅に改正」(日本維新の会綱領)という方向とは相いれないはずです。 日本共産党府議団は、歴史の歪曲を許さず人権と平和を守るためにいっそう奮闘する決意です。 |
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「しんぶん赤旗」2013年5月25日付より |
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松井知事名の「回答」は次のとおりです。
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