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| 「迂回寄付」 政治資金規正法を「ザル法」とい言いながら 企業・団体献金当面ＯＫ、パーティーによる資金集めもＯＫ／政党助成金にはだんまり決め込む維新の会 維新の会幹事長の松井一郎知事は、同会府議が迂回献金をして所得税控除を受けていた問題で、「政治資金規正法はザル法だ。正していくのが、維新の役割だ」と発言。 しかし、先月３０日の大会で確認した同会の規約は、２５条で企業・団体献金を受け取ってはならないと規定しておきながら、付則で「当分の間」企業団体献金を受け取れることにしています。 これでは「ザル規約」と呼ばれても仕方ないのだと思うのですが、正していくどころか、新規約は大きな異論もなく決定。 そもそも総選挙を控えた昨年秋、維新八策をつくり、そこで企業団体献金禁止を掲げながら、企業献金は受けないのかと問われた橋下氏は「それは政党交付金を受けてからでしょう」。 さらに「選挙はただではやれない」「国民が選挙で寄付をしてくれる文化はない」「受け取らないというなら、どうやって選挙をするのか」と開き直り。 しかも、企業団体献金禁止したとしても、企業・団体にパーティー券を売りつけるのはＯＫ。 批判しながら、その「ザル」を利用しているのですからだからあきれてしまいます。 正していくというのなら、税金のムダ遣い、政治を歪める政党助成金の廃止、企業団体献金の禁止にこそ取り組むべきです。 |
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