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35人以下学級の拡大急げ 決算特別委でそろり府議 日本共産党のそろり邦雄府議は2日の決算特別委員会で、少人数学級の拡大と私学経常費補助金の引き上げを求めました。 府下で、中学校の校内暴力は児童1千人当たり26.1人(2011年度)で全国平均11.5人の2倍以上。高校の不登校は、生徒1千人当たり40.5人(同)と、全国平均の18.8人(同)と比べ格段に多くなっています。 正規教員の病気休職は05年から11年までに1.5倍になっています。 そろり氏は「子どもの困難が深刻なっているいまこそ、保護者の願いに応えて35人以下学級の拡大を急ぐべき」と求めました。 11年度の私学経常費補助金は生徒1人当たり27万7924円で、全国最下位。全国平均は32万1331円です。橋下知事(当時)によって生徒数に応じて配分されるようになったため、各学校は子どもの獲得に生き残りをかけ、1クラスの平均生徒数が50人を超える学校も出ています。そろり氏は「結局子どもたちにしわ寄せがいっている」と指摘し、せめて国基準(11年度30万8805円)まで引き上げることを求めました。 軽度障害の子が通常学級に在籍しながら、障害の状態に応じた指導を受けるために通う「通級指導教室」についても、設置が大きく遅れていることを指摘し、増設を求めました。 そろり議員は、08年の府財政再建プログラムで補助金が9264万円から4088万円へと半分以下に減らされた大阪国際平和センター(ピースおおさか)についても充実を求めました。 そろり議員は、「設立当初、南港(大阪市住之江区)なら広い土地があるという意見もあったが(大阪空襲)遺族から『被害のあったこの場所で』と、現在の場所になった」と経過を紹介。「世界的に見ても戦争の被害と加害が展示され評価されている」と指摘し、維持・充実を求めました。府の担当者は、来年度以降、府市統合本部の「近現代史教育のための施設」構想とは切り離し、大阪に視点をおいて独白にリニューアルすると答弁しました。 |
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「大阪民主新報」2012年11月11日付より |
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