暮らし守る政治を　９月府議会開会日集会・デモ

　｢大阪府は府民のくらしを守れ、命最優先の政治を行え」―９月大阪府議会開会日の２１日、府民要求連絡会は、大阪市中央区の大阪城公園で集会とデモ行進をしました。
　まだ暑さが残る中、１６０人が府庁前、オフィス街を通り、「府民の命綱である医療・福祉を守ろう」「子どもたちに豊かな教育を」「防災に強い街へ　必要な災害対策を緊急に行え」と唱和する姿は人びとの注目を集めました。
　｢声高に言わないと｣と話すのは旭区の薮本剛さん（６８）。「府民のくらしは非常に厳しい｡みんなに府政を知ってもらいたい｣といいます｡
　｢頑張ってください｣と声援を送ったのは堺市西区の女性（５６）。｢福祉を削られ生活も厳しい｡橋下市長もパフォーマンスはやめて､目立たない末端の生活､弱者のサービスに光を当てるべきだ｣と注文をつけました。
　デモに先立つ集会には日本共産党大阪府議団から､宮原威､堀田文一、くち原亮、そろり邦雄各府議が参加｡朽原府議は｢開発推進､教育改悪を許さず､くらし優先の政治に変えていきます｡橋下･『維新の会』の悪政の暴走を許さず､みなさんの願いを前進させるよう全力をあげます｣と訴えました｡
　橋口紀塩事務局長は｢くらしをよくしたいと願う多くの府民と行動していこう｣と行動提起しました｡

「しんぶん赤旗」2012年9月22日付より

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