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大阪教育改革へ提言 共産党府委 「子どもを主人公に」 日本共産党大阪府委員会は17日、府庁内で記者会見し、教育改革提言「教育の主人公は子どもたち―みんなで力を合わせて、子どもを人間として大切にする教育を」を発表しました。会見は党府委員会の柳利昭書記長、清水忠史副委員長(衆院比例予定候補)、朽原亮府議らが出席しました。 教育改革提言は、政治が教育に介入し、異常な競争を持ち込み、免職など厳しい処分規定を課し、管理統制をはかる橋下・「維新の会」の教育・職員基本条例案に対し、府民と力を合わせて、憲法を生かして、子どもの成長・発達へ大阪の教育をよくするために行ったものです。 柳書記長は「橋下・『維新』の『教育基本条例』を許さないたたかいのなか、さらに運動を発展させ、子どもたちの成長のために、大阪の教育にとっていま何が必要なのか、『維新』の条例では良くならないということで、大いに議論を広げていこうと提案しました」と強調しました。 提言は(1)子どもの成長や保護者の願いから見て「教育基本条例」「職員基本条例」の2条例をどう見るのか(2)大阪の教育をよくするための日本共産党の提案―という二つの柱で構成していると内容を説明。具体的には▽公立学校の学区制廃止と高校つぶしなど2条例の具体化をやめさせる▽すべての子どもの学力を保障する学校をつくる▽民意を反映させる教育委員の公選制と教育会議を設置する▽卒業式などが子どものために営まれるように、「歌わない自由」を保障する「国旗・国歌ルール」をつくるなどを提案しています。 柳氏は「5月19日に懇談会を開き、府民的な議論をスタートさせたい」と話しました。 |
「しんぶん赤旗」2012年4月18日付より |
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