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教育予算大幅減で弊害 大阪府議会決算委 堀田議員が明らかに

 橋下徹前大阪府政時代に府の教育予算が大幅に減り、教員の健康悪化が増大していることがわかりました。日本共産党の堀田文一府議が、このほど開かれた府議会決算特別委員会で明らかにしました。
 堀田議員の調べでは、2010年度の府の教育費は6463億円で、橋下前知事が就任する前年の07年度と比べ12.7%減っています.この間の児童・生徒数はほぼ横ばいです。
 一方、定年退職したあと、1年単位で短時間の勤務や、退職前と同様の仕事もする再任用教員は、同期間に3.5倍の1474人へと急増しています。
 堀田議員は、教育費の減少の要因に教員の給与カットと再任用教員の増加があると指摘するとともに、「再任用教員が増えたからといって新規採用を減らすべきではない」と主張しました。



「しんぶん赤旗」2011年12月10日付より





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