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「君が代」起立強制条例 政府見解に背く 教育常任委 くち原議員が追及 ２日の大阪府議会教育常任委員会で、日本共産党のくち原亮府議が「君が代」起立強制条例案の質疑に立ちました。同議員は、「国旗・国歌法」制定時の強制しないとの政府答弁や「憲法１９条に違反するのが通説的見解」とした今年３月の東京高裁判決を示し、条例案は「これらの見解に背くもの」であり、「一方的な考え、解釈を押しつけ、社会を一色に塗ってしまうようなことはすべきでない」と強調。「憲法違反の疑いがある条例を数の力で強行することには全く道理がない」と批判しました。 自民党は「起立は当然だが、条例化しても現状と変わらない」とのべ、公明党は「職務命令で徹底できる。唐突、拙速」と継続審査を要求。民主党は「成立は拙速で必然性がない」と語りました。 「維新の会」は「教職員は絶織・団体の規律保持、社会ルールを守ることを自ら模範として教えねばならない。その最たるものが国歌斉唱だ」と主張。 「われわれは十分丁寧に説明した」と居直り、条例案を強行しました。 |
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 「しんぶん赤旗」2011年6月3日付より |
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