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共産党 中小企業支援を強化 くち原府議「暮らし応援を」／大阪・政党討論会 ４月のいっせい地方選を前に、大阪府知事で「大阪維新の会」代表の橋下徹氏と各党の地元議員ら６政党の政策討論会が１８日夜、大阪市内で開かれました。日本共産党からは、くち原亮府議が参加。議論は府政問題から地方議会の役割、道州制の問題にも及び、約２時間半にわたりました。大阪青年会議所の主催です。くち原氏は、大阪経済が悪化した原因は「外需頼みの政策やムダな巨大開発の失敗」だと指摘。中小企業予算を削減し続ける橋下府政を批判し、暮らし応援と中小企業支援の強化へ転換する経済振興策を訴えました。 一方、民主党は、外需を取り込む「徹底した規制緩和改革」の一点張り。「東京一極集中を打破する」と意気込んで見せた自民党が掲げたのは、リニア中央新幹線などの大型開発の推進だけでした。 橋下氏は「予算編成権がない地方議員には何もできない」などと述べ、"既存政党批判"を展開しました。くち原氏は、府営水道料金引き下げについて、知事から「できないと言っていたのは間違いだった」との答弁を得て実現させた経過などを紹介。議会不信の原因が「『オール与党』体制で、何でも賛成の議員が多いからだ」と指摘しました。 道州制の問題では、公明党が「実現したい」と発言し、民主・自民・維新も賛成の立場を示しました。くち原民は医療・福祉サービスを市町村に丸投げする実態を追及しました。 |
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 「しんぶん赤旗」2011年2月20日付より |
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