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府立大学「中期目標」見直せ/山本府議、統合削除も要求 大阪府議会教育常任委員会が21日開かれ、日本共産党の山本陽子府議が、府立大学の「中期目標」の見直しを橋下徹知事に求めました。府立大学の「中期目標」(2011年度から6年間)では、2012年度に現在の7学部から理系に特化する4学域へ再編するとしています。 山本議員は、「5年前に府立3大学の統合で新たな発展をとげつつある大学が総合大学の道を捨ててしまうのは、将来、学術、文化にとって大きな損失」と批判。府が行った調査でも、公立の総合大学は大きな魅力となっていること、入試の志願状況からも文系への府民の需要が高いことを指摘しました。橋下知事は「現状維持では何事もだめ」と述べました。 山本府議はさらに、「中期目標」で「府立大学と大阪市立大学の統合をさぐる」としている点について、「カラーが違う伝統ある二つの大学を一つにしてスリム化するのは府民の願いに反する。府立大学の中期目標に書き込むことが非常識。削除を」と主張しました。 知事は、「統合して強い大学をつくる」と答弁。山本府議は、「府立大学は府民の財産。大阪の芸術、文化研究のとりで、中小企業も含めた産業振興に寄与し、府民から親しまれる大学であるべきだ。改革は府民や大学関係者の意見をよく聞いて行うべきだ」と主張しました。 |
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「しんぶん赤旗」2010年10月22日付より |
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