せりう府議　ピースおおさか支援復元求める



せりう府議　ピースおおさか支援復元求める　大阪府議会府民文化常任委員会が２０日開かれ」橋下徹知事にたいして日本共産党の、せりう幸一府議は、削減されたピースおおさか（大阪国際平和センター）への支援を復元するよう知事に求めました。　ピースおおさかは、府民の世論と運動で１９８９年に建設された、戦争と平和に関する資料収集・展示、学習・交流施設です。知事は就任後、それまで年間９７００万円だった補助金を４０００万円に削減、企画事業と特別展への補助金は全廃しました。　せりう府議は「職員や『友の会』のみなさんは、ポスターを手描きでつくるなど、がんばって企画事業や特別展を続けている。補助金を一部でも復活できないのか」と要求しました。　橋下知事が「『お金がなくなればなんとかしてくれ』ではだめ。コストは入館者に転嫁を」などと発言したため、せりう府議は、「ピースおおさかは戦争の惨禍と平和の尊さを伝えるための施設。収益目的の施設ではない」と批判しました。　また、「友の会」会員が増えれば収入増として補助金が減額されるしくみの改善を求めたのに対し、知事は、「独自の財源にできるよう至急検討する」と答えました。
「しんぶん赤旗」2010年10月21日付より




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