教育・医療切り捨てるな 府民要求連絡会が集会

 府民要求連絡会は2月定例大阪府議会開会日の29日、「大阪府は教育・医療を切り捨てるな!財政再建は暮らし応援との両立で!」と昼休み集会を府庁そばの教育塔前で開きました。250人が参加、集会後、府庁周辺をデモ行進しました。

 日本共産党府議団の黒田まさ子政調会長が、橋下徹知事には非常事態に陥っている庶民の暮らしや高齢者の嘆き、財政困難の原因である大型開発、同和の無駄遣いに言及がないと指摘。「国の大企業減税の一方で地方財政しめつけ、景気対策と称する公共事業の押し付けに追随した大阪府政をただせば、暮らしを守ることと財政再建は両立できます。府議会ではその道を示してたたかいます」と決意を述べました。

 大阪私学助成をすすめる会の代表が「子どもたちが学費の心配をせずに」勉強や部活ができる大阪に」、子どもの医療費助成制度拡充をめざす府民連絡会の代表が「子どもの医療費助成制度をせめて全国なみの小学校入学前までに」と訴えました。


2008年3月1日付「しんぶん赤旗」より