完売でも750億円赤字
水と緑の健康都市 府議・候補ら現場調査
「完売しても750億円の赤字」が見込まれている「水と緑の健康都市」(箕面市)や、名勝・箕面の滝に流れこむ川の水枯れの原因となっている箕面トンネル(国道423号バイパス)について16日、日本共産党大阪府議団と府議候補ら約20人が、ムダの実態を現地視察し、府の担当者から現状を聞きました。
黒田まさ子府議らに、神田隆生箕面市議が水枯れした川などを案内しました。
水と緑の健康都市は「箕面森町」という名称で、区画整理や下水管の配管などが進んでいました。
5月末の開通を予定している箕面トンネルでほ、地下にたまった湧水(ゆうすい)と、それをくみ上げるポンプを確認しました。
水不足になった一部の川に水を戻すためのもの。
維持に年間3000万円かかるといわれています。
神田議員は、枯れた川跡や、ポンプでくみ上げた水を川に放水している現場で状況を説明。
「今後、第二名神高速の開通なども計画されています。
新たなムダ違いは絶対にやめさせたい」とのべました。
2007年2月18日付「しんぶん赤旗」より