大阪府また裏金 北部家畜 保健衛生所
大阪府は25日、北部家畜保健衛生所(寝屋川市)で新たに裏金が判明したことを明らかにしました。
同日開かれた府議会不適正会計処理調査特別委員会で報告しました。
南部家畜保健衛生所(岸和田市)で2003年度まで組織的に裏金づくりが行われていたことが判明(22日)したことに続くものです。
また、社団法人大阪府畜産会が実施する自衛随一雄饗騎一螢て両衛生所が関与し、技術指導料等を不正に受け取っていたこと、両衛生所では裏金の一部が職員に分配されていたことも新たに判明しました。
南部衛生所では、伝染病予防注射などのために非常勤雇用した府のOB獣医師の出日や人数を水増しして日当を本庁に請求。
獣医師に同所の親ぼく合口座に払い戻させ、飲食代や備品購入などに流用していました。
北部衛生所でも同様の手法で裏金がつくられ、流用されていました。
大阪府では1996年に全庁的に裏金づくりが行われていたことが発覚。
98年に裏金の返還指示が出されたものの昨年12月、府職員の匿名の投書で一部で返還されずに保管されていたことが判明。
これまでの府調食では独立行政法人を合ので21カ所で5670万円が発覚、98年以降も約2300万円が流用されていました。
2007年1月26日付「しんぶん赤旗」より